ロシア外交官追放の件
「罪を憎んで人を憎まず」これは社会人生活する上での自分のポリシーなんだけど、仕事は組織で動く以上「示し」や「ケジメ」をつけないといけない事も少なくない。それが人事異動だったりするんだけど。
今回、制裁の一環としてロシアの外交官数人が追放された。勿論各人のことは知らないが、彼らは日露両国の発展に対する貢献は大かっただろう。
日本政府の判断は間違っていたとも言わない。(この判断が戦争終了に貢献する事を切に願う。)
ただ、今回、日本をさる時、近しい関係者からは感謝の気持ちを伝えて欲しいし、実際きっとそうしているだろう。
憎しみが憎しみを呼ぶ世界にしてはならない。
上昇トレンドにおける暗号資産時価総額(Crypto Total Market Cap.)とBitcoinドミナンスの関係について
前半部分は超初心者向けのことしか書いていないので暗号資産について少しでも知識がある人は読み飛ばしてくださいね。
•暗号資産といえばビットコイン
こんにちは、いやー暗号資産盛り上がって来ましたね。5月の暴落以降大人しかったのですが、10月に入って一気に盛り上がって来ました。ビットコインはついにATH (オールタイムハイ=史上最高値)!お祭り騒ぎになってきました。日本円でも750万円に乗っけて来ましたね。こりゃ、年末1,000万円何ら無謀ではないな、と言ったところです。
一方で、ビットコインは知っているけど暗号資産?というかビットコイン=暗号資産じゃないの?暗号資産って他にもあるの?という方も多いかもしれません。はい、でもその認識は何らおかしいことではありません。
ビットコインは暗号資産の一種ですが、BTCドミナンスと言われる、”暗号資産全体の時価総額の内、ビットコインが占める割合”を見ると、現時点(2021/10/16)で約46%、つまり暗号資産全体の半分がビットコインであるという事になります。2位のイーサリアムが18%なので、ビットコインの存在感は圧倒的であると言えます。まさにビットコインは暗号資産の王様です。
•BTCドミナンスとアルトコイン
ということでビットコインは暗号資産の王様なのですが、ところで皆さんがビットコインをはじめとした暗号資産に興味を持ち、手を出してみようと思う動機は何でしょう?キャピタルゲイン(売却益)で儲けたいから、という理由が多いと思います。(株式の様に配当や支配目的という仕組みは無いですからね。)勿論、NFT artの収集やDefi銘柄における金利獲得による儲けもありますね。でもまだ少数派でしょう。
キャピタルゲインとは「安く買って高く売る」に尽きる訳なのですが、
「ビットコインって既に700万円位まで値段上がっちゃってるし、”年末1,000万円まで行くかも?”と巷では言われているけれど、700万円→1,000万円て高々1.4倍くらいじゃん!ビットコインて激しく暴落することもあるでしょ?リスクとってももうそんなに美味しくないじゃん!」とまあ、金額にビビって手を出しづらい状況になっていることもよく理解できます。
70万円払っても0.1ビットコインも買えないですからね。高っか!と思いますよ。ホントに。
さて、そんな中、登場してくるのがビットコインではない暗号資産、所謂アルトコイン(ビットコイン以外のコインを総称してそう言います)達の存在です。アルトコインはビットコインに比べ、時価総額が低く、またその機能性や人気、話題がバラエティに富んでいます。また、何より種類がものすごい沢山存在しています。(2,000種類以上あると言われています。)
どういうことなのかと言うと、ビットコインは高いし、値幅も狙えないけど、アルトコインならワンチャン10倍、100倍、1000倍になる銘柄がマジであるのです。(夢がありますよね。宝くじより狙えると思います。)
さて、そのようなアルトコインでの一攫千金を狙う上での大事な指標が、冒頭で記載した、BTCドミナンスという指標です。
なぜBTCドミナンスが重要なのか?説明していきます。
ご存知の通り、暗号資産市場はまだ若く、暗号資産全体の時価総額が2兆アメリカドルを超えたとは言え、世界の金融市場においてはまだまだ小さなパイです。世界の株式時価総額を見てみると約116兆アメリカドルであり、例えば世界最大の時価総額を誇るApple社の時価総額は約2.4兆アメリカドルですから、暗号資産全体が束になってやっとApple社一社と張り合えるかどうか、と言ったレベルなのです。勿論世界の金融市場には株式市場だけではなく、各種債券や金や原油、あらゆる商品が存在し、暗号資産市場はとても小さな存在であることは疑いようがありません。
これはビットコインをはじめとする個々の暗号資産の値段が上がるためには、ビットコイン、アルトコインと言う暗号資産市場内の対決以前に、いわば”暗号資産連合軍”として世界中のお金を別の市場(株式その他)から引っ張ってくる必要があります。世界中のお金持ちに対し、そもそも暗号資産に注目してもらう必要がある訳です。時価総額全体を上げる必要があります。
さてビットコインのETF承認や、諸々の価格上昇につながる魅力的なニュースを見て、投資家達のお金を集めてくることに成功しました。すると今度は、ビットコインのキャピタルゲインよりもっとパフォーマンスの良い(値上がり率に期待が持てる)、アルトコインを欲しくなります。ビットコインからアルトコインにお金が流れます。この動きによりBTCドミナンスが低下していくという仕組みです。
•価格上昇のタイミングとBTCドミナンスの関係
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。暗号資産の時価総額上昇時期にBTCドミナンスが実際に上記の動きをするか、確認していきます。
ここでは具体例として2021年7月20日(BTC安値)〜9月7日(上昇ストップし急落した日)期間のBTCドミナンスと全体の時価総額を確認してみたいと思います。
上の1つ目のチャートは暗号資産時価総額で2つめのチャートはBTC価格を現したものです。5月の暴落以降、最低値をつけた7月20日を機に、7月31日にかけて時価総額(BTC価格も連動)は上昇を開始します。(1の期間)
7月31日から8月5日にかけて短期間少し下降しますが(2の期間)、8月5日から9月7日の急落を迎えるまで何と1ヶ月もの長期間、連続で上昇を再開しました。(3の期間)
一方、上の3つ目のチャートはBTCドミナンスです。7月20日以降7月31日にかけてBTCドミナンスは一時的(1の期間)は上昇しますが8月5日を機に低下しました。(2の期間)
さらに続けて時価総額(及びBTC価格)が上昇し続けた8月5日~9月7日(3の期間)にかけてもBTCドミナンスだけは下降し続けたのです。
数値をシンプルにまとめると、
1の期間→BTCドミ増、時価総額増
2の期間→BTCドミ減、時価総額減
3の期間→BTCドミ減、時価総額増(!)
となります。
これらの関係は自動車のスピード(時価総額)とエンジン回転数(BTCドミナンス)の関係に少し似ているので説明します。
自動車で言うところの、まずはギア一速で回転数(BTCドミ)と共にスピード(全体の時価総額)を頑張って上げて行きます。(1の期間) その後、ギアチェンジの為に回転数とスピードがちょっと下がります(2の期間、この期間はシフト期なので短くても良い)。高速ギアへのギアチェンジ成功後、回転数は緩やかに下げながら再度スピード(時価総額全体)は上げて行く、という流れです。
9/7の急落はさしづめ外部要因による急ブレーキみたいなものですが、見るとBTCドミナンス自体はあまり落ちていなく、むしろ少し上がっています。まるでエンジンブレーキの様で面白いですね。
以上を纏めると
•暗号資産全体の上昇トレンドの初期にはBTCドミナンスが上昇する。(1の期間)
•上昇に流れが出来たところで、BTCドミナンスと時価総額の少し下がる時期がある(2の期間、所謂押し目)
•その後緩やかにBTCドミナンスが下がりながら時価総額が上がってゆく(3の期間)
•3の期間は時価総額増、BTCドミナンス減なので、即ちアルトの時価総額が上がっていく、所謂アルトのターンである。
以上が上昇トレンドとBTCドミナンスの関係です。
今は10月初期からのBTCドミナンス加速時期(1の期間)を経て、ギアチェンジにトライしている最中に見えます。これが成功し、BTCドミナンスが低下し、時価総額が上がり続ける様になれば、アルトコイン爆上げ時期、アルトのターン(3の期間)に移行する流れなのではないかと思われます。
尚、上昇トレンド(特にバブル期)終了については、RSI (買われすぎ売られすぎ)をはじめとするインジゲーターよりも、大体は外部要因であるファンダによる事が多い為、具体的な時期は分かりません。アルトのターンと言えど、ビットコインの悪ファンダが出れば、ビットコイン以上に連れ下げを食らってしまうのがアルトコインですので情報収集とリスク回避についてはくれぐれも注意して下さいね。投資は自己責任で!
さて、アルトコインと言っても、たくさん種類があるので一概に良し悪しは言えませんが、ETHをはじめとした上位アルト陣であれば比較的安心、お気に入りのコインを吟味してこれからの爆上げに乗っかって一儲けしてしまいましょう。それでは良い仮想通貨ライフを!
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コロナ禍と仮想通貨
海外の友人と仮想通貨について(何故か)語る機会があった。
簡単に言うとビットコインを始めとする仮想通過はコロナ禍の状況で強いという話だ。
株の取引においてもディフェンシブ銘柄という概念がある。それは不況下においてはより安定的な銘柄に人気が集中する。
仮想通貨にはこのようなディフェンシブ要素があるということで、それはどういうことか考えてみると
どこかの国でデフォルトや、金融危機の発生によりその国の通貨の信用が落ちる(落ちそう)
↓
そこの国の通貨から仮想通貨に変える動きが活発化する
↓
仮想通貨が値上がりする
というシナリオである。
このシナリオを裏付ける為の条件には下記
① 世界での流通性が高い
→自国での取引しか無ければ自国の危機に連動してしまい意味なし
② 信用が高い(セキュリティ面)
→不正コピーやデータ流出が有れば資産として信用できない
③ 実態がない(デジタルデータである)
→世界的な通貨を購入(≒国外持ち出し)に関する規制が少ない(各国が仮想通貨そのものについて固有の規制が掛けづらい)のと、動かしやすい
こういう点でライバルと言えるディフェンシブ資産は「金」などですね。
国に依存せず①、信用が高い②という点において確固たるものでしょう。(世界の埋蔵量や、宇宙や深海から大量に発掘された場合の価値変動さ知らないが)
大きな違いは③で、金は実態がある為、物理的に保管や売買にも様々な注意点がある上、国外に持っていくことも容易ではない。
上記を鑑みて、仮想通貨の中でもビットコインは優秀なディフェンシブ銘柄である事は説明がつく。
世界で最も流通量が多い仮想通貨であること①、ブロックチェーン技術に裏付けられる信用性は高いこと②、また③は言わずもがなであることからその実力は十分に有りそうである。
事実、2013年のキプロス金融危機ではビットコインが資金逃避先に使われて価格が高騰した。
現時点でもレバノン通貨の暴落に連動してビットコインが大きな注目を集めている。
我々日本人は円や国際デフォルト等、破綻をリアルにイメージする人もあまりいないと思うし、現在日経平均はゆるやかな回復傾向でもあるため、仮想通貨への意識は急激に高まるものではないかもしれないが、世界中でコロナ禍がいつまで続くか、また冬に向けて再拡大するのか懸念があり、事実として世界的に景気の後退がある中、ビットコインをはじめとする仮想通貨は特別な動きを見せるのか、その動向に注目していきたい。
キックボクシングは現在進行形?
コロナ禍においての運動不足の反動その二として、キックボクシングを始めていました。
もともとやっていたわけではなく、格闘技には昔から憧れていたという程度です。
目が良くなかったので高校時代にボクシング部に入ろうとして諦めた経験はあります笑
さて、キックボクシングですが、私はファイトフィットというジムに通っています。そこはスパーリング禁止のエクササイズ重視の道場なのですが、サンドバックも多くあり、また都内に多数のジムに行き放題、時間も23時ころまで営業していると、かなり融通の利く感じのナイスな仕組みです。(尚、同じ系列でトイカツ道場というスパーリング有の道場もあり、そこにも行けます。)
私は朝始業時間の前に、レッスンを受けてテレワークを開始、という使い方が多いです。朝パンチを打ち込むと目が覚めます。また、本気でキックを打ち込む爽快感はすごいです。その分めっちゃ疲れます。50分のレッスンを終えるとへとへとになります。
エクササイズ効果に加えストレス解消効果も抜群で仕事をしている男女共におすすめできます。
と、トイカツ道場のヨイショはこのくらいにしておいて、
ふとBoxingって現在進行形っぽいなー、と思って調べてみたら本当にそうだったんですね。(常識なんでしょうね。)
一般的に動詞は下記ですから
スポーツ→play
格闘技→do
Boxing→名詞だと思っていたので、
I play boxing. もしくは I do boxing.という使い方になると思っていたが、
正解は I box. なんですね。なんともシンプル。
突然この文章を見ても私は理解できないかもしれません。(箱詰めする、と理解しそう)
ではキックボクシングはどうなのでしょう。
同様に I kickbox. で良いのでしょうか。
ネットで調べてみると、
I do Kickboxing. という表現が一般的みたいですね。
不思議な違いだ。
ボクシングとキックボクシングの格差なんでしょうか。。
③パワーと影響力(入門編)
若手社員が隣の部署の人へお願いを持っていっても聞く耳を持たなかったのに、上司経由で同じことを言ったらすんなり通った。
正しいことを言っているはずなのに、人が動いてくれない。
そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。
今日紹介するのは「パワーと影響力」、人を動かす際に登場する概念です。
「パワーと影響力」とはそれぞれ以下を意味します。
パワー… 個人がそれぞれ持っている、人々に物事を実行させる「潜在的な能力」
影響力… 人々を実行に向け動かそうとする「プロセスや行動」
概念として少し分かりづらいかもしれないのでHUNTER HUNTERの念で説明すると、パワーが”練をまとった人”、影響力が”発”ですね。ドラゴンボールでいうとパワーが”界王拳10倍状態の悟空”、影響力が”かめはめ波”。ドラえもんでいうとパワーが”ジャイアン”、影響力が”暴力”かな。(違うか?)
・パワーの源を分類すると下記3つになります
① 公式の力… 組織での地位や役職による力(部長、等)
② 個人の力… 個人としての魅力が持たせる力(カリスマ性、能力等)
③ 関係性の力… 自分の人間関係による力(人脈等)
・影響力は以下6つに分類されます
① 返報性… 恩恵を受けたら、報いなければならないと感じること(例、お礼の気持ち)
② コミットメントと一貫性… 自分が宣言したことと一貫した行動をとろうとすること
③ 社会的証明… 他人の行動を指針とすること(例、行列店に並びたくなる気持ち)
④ 好意… 好意を持つ相手ほど賛同したくなること(例、仲良しのお願いは聞いてしまう)
⑤ 権威… 専門家に指示を仰ごうとすること(例、弁護士の指示)
⑥ 希少性… 手に入れにくいものほど求めたがること(例、限定品、本日限りのセール)
スラムダンクのインターハイ予選、湘北高校対陵南高校戦で、ピンチになる陵南チームが浮き足立つ雰囲気の中、仙道が「まだあわてるような時間じゃない」という発言をしたことにより、陵南チームは落ち着きを取り戻した、というエピソードは有名であるが(コミックス第19巻156ページより)
これはまさに仙道選手という超カリスマ的な力を持つパワーの持ち主であり(② 個人の力… 個人としての魅力が持たせる力(カリスマ性、能力))、彼の一言が大きな影響力となってチームを動かしたのである。(①返報性③社会的証明④好意⑤権威が混ざって発動したといえる)
会社生活でも単純に「Aは良い、Bはダメ」というはっきりしたものではなく、例えば「Aはコストの観点では良いが、品質の観点ではBが良い」というように人によって選択肢が分かれる場面が多く存在する。
「品質」を取るか、「コスト」を選ぶかについては判断が分かれる所であるが、判断基準は会社の方針であり、部署のKPI都合であったり、個人の価値観であったりする。
こういう時部署の立場や考えによって意見の対立が発生する時があり、その時のパワーと影響力の強い選択肢が結論になる。
「X常務のご意見はBだ。」「じゃあBにしましょう」というように、X常務の”公式の力”から発動する複合的な”影響力”にひれ伏すが如く、Bという選択肢に帰結してしまう訳ですね。
では、自分の意見が通らない場合、何を意識したらよいでしょう。
自分の持っている”パワー(① 公式の力② 個人の力③ 関係性の力)”はその瞬間は変えられないので、
人に動いてもらう為、どう”影響力”を与えていくか、がポイントになるわけです。
動いてもらう内容に応じて、「前に何かしてあげた同僚(返報性)に頼む」「元々同じ考え方を宣言していた人にお願いする(コミットメントと一貫性)」「実は持っている自分の知識を持って建設的に説明して同意を得る(権威)」等のやり方を意識すると良いですね。
最後に注意点です。
・パワーは、それが相手に伝わっていないとパワーとして機能しない、ということです。
→部長職であっても相手がそれを知らなければ、公式の力は働かないし、その道の達人であることが相手に知られていなければその影響力が伝わらない、という話ですね。
ドラゴンボールでは、スカウターによって相手の戦闘力(パワー)をダイレクトに測れるから、その点では便利ですね!
現実では普段から自分のパワーを正しく伝えるコミュニケーションに意識を向けるようにしましょうね。
【GLOBIS】②動機付け・衛生要因
10月に入り、何だかいきなり「寒っ」と感じる日が現れはじましたね。
気温のせいかどうかは置いておいて、「あー、今日やる気出ないなー」と思ったことのある社会人は多いのではないでしょうか。
当然人間ですから、日々のコンディションによってやる気の出ない日もあるでしょう。
しかし、それが慢性的、毎日「やる気出ないなー」が続くようではちょっと辛いですよね。
さて、今回のテーマ「動機付け・衛生要因」は、会社において従業員のやる気に関わる重要な要素と位置付けられています。
自分自身のやる気はもとより、多くの従業員を抱える会社を運営する経営層のみならず、部下を持つものとしての大きなテーマですよね。
冒頭の自分自身の「やる気出ない」理由についても少し理解の助けになるかもしれません。
まず、「動機付け・衛生要因」とはそれぞれ下記のように定義付けられます。
① 満足をもたらすもの → 動機付け要因
② 仕事に不満足を与えるもの → 衛生要因
具体的には下記の事象が当てはまります。
① 動機付け要因… 昇進、表彰、個人的な能力成長、等
つまり
→満足を高め、モチベーションを上げていくこと
② 衛生要因… 給与、対人関係、労働時間、会社の方針、等
つまり
→条件悪化と共に、不満を与えるもの
という事になります。
次に「動機付け・衛生要因」この二つの関係性についてです。
動機付け要因も衛生要因も整わない環境ではモチベーションが上がるわけないので
選択肢として論外であるとして
a) 衛生要因が整わない環境で動機付け要因が充実しているケース
b) 衛生要因は充実しているが、動機付け要因が不十分なケース
この両パターンについて検証してみたいと思います。
まず"a)衛生要因が整わない環境で動機付け要因が充実しているケース"ですが
わかりやすく極端な例に置き換えてみます。
「給与がとても低く、上司・同僚との人間関係は最悪、さらに残業が鬼のように多い会社であるが、自分個人の成績はとても良く社長から表彰され、次の年次に昇進することがわかっている」という具合です。
いかがでしょうか?…そうですね、なんだかブ●ック企業の匂いがプンプンしますね。
自分がこの立場に置かれたことを想像してみると、 いくら社長に表彰されても、昇進が約束されても、そもそも働いている会社を信じて良いのか、このまま続けて良いのか、分からなくなりますね。
そのまま頑張りたい、と思える人はドMと言わざるを得ません。
一方の”b) 衛生要因は充実しているが、動機付け要因が不十分なケース”はいかがでしょうか。
「給与は高く、上司・同僚との人間関係は良好、さらに残業も少ない会社であるが、個人の成果は特に気にされず、もっと言えば仕事してもサボっていても評価にも影響されず、昇進にも影響されない」という感じです。
こちらについては所謂ホワイト企業な感じがしますね、もしかするとその条件から就職の人気も高い会社かもしれません。でも中の従業員のモチベーションはどうでしょうか?
仕事をしてもしなくても特に評価や昇進に影響が無いのですから、その仕事が楽しくて仕方ない場合を除いては、あまり一生懸命に仕事をやらなくなりますよね。
高倍率の採用戦線を突破した優秀な人たちなら、自分の能力を使ったチャレンジができないことに段々と不満を持つかもしれません。(人間て難しいですね。。)
というように、「動機付け・衛生要因」の二つの要素は二つが揃って初めて、モチベーションの向上につながるという事なのだそうです。
本件に関して、会社目線においては一つ注意点があります。従業員のモチベーション を上げたいが為に無限にコストは使えない、という事です。最終的に利益拡大につながる為に経営者としては何が会社にとってベストか?を判断する必要がありますね。
本テーマを考える上で、理解しなければならない事は
・不満がないからと言って満足している、とは言えない事。
です。
つまり対義語として「満足 ⇄ 不満」なのではなく
「満足 ⇄ 満足なし」であり「不満 ⇄ 不満なし」という事なのです。
今までやる気をなくした時、あるいは会社を辞めていった同僚たちのことを考えると動機付け要因と衛生要因のそれぞれの理由があったんだろうな、と改めて思います。
部下のモチベーションに懸念がある時、この動機付け要因と衛生要因の満足、不満を分析して対策を考えると良いかもしれませんね!
また、自分自身のやる気が出ない時、それは動機付け要因の不足なのか?衛生要因の不足なのか?考えてみることが良いでしょう。
衛生要因が整わない場合はその会社に留まりながら、自分で状況を改善することは難しいかもしれません。
一方、動機付け要因が原因であれば、適切な目標や評価について上司と会話・相談することで、モチベーションの向上が図れる可能性があります。
自分自身としても大変興味深く、納得のいくテーマでした。
筋トレのやる気が出ない時は、、どうしたら良いのかな、、
【GLOBIS】① PDCA
自己啓発の一環として、GLOBISの「学び放題」というものを始めました。
学生時代とは違い、社会人の自己啓発は”何が””どれくらい””いつ”必要なのかを自分自身で検討して対応しなければならない。
もちろん日々の会社員としての業務がある為、自己啓発中心のスケジュールは立てられない。
そんな中、ビジネスに幅広く対応した教材であることと、いつでもオンラインで自由に講義が受けられることに魅力を感じ、GLOBISの「学び放題」を選んだわけです。
さて今回のテーマは「PDCA」、いろんな場面で登場する概念なのでご存じな方も多いと思います。
P…Plan(計画)
D…Do (実行)
C…Check (評価)
A…Act (改善)
計画し、実行し、それについて評価し、反省点を改善する。
その一連の流れを繰り返し回していくことで、継続的な改善を図るわけです。
<ポイント1:整合性>
・長期と短期のPDCAに整合性を持たせる
<ポイント2:適切なPlanを立てる>
・レベルの低い計画、高すぎる計画
→モチベーションを高められずに効果がでない。
・適切なKPI(定量的な評価指標)を設定する
・KPIが一定期間で達成できたかを見極める
自分に当てはめると、
20年度の目標である「90Kgのベンチプレスを上げる」ことに対して
P…筋トレの計画を立てる 【火曜日にベンチプレス65KG、10回×2セットで追い込む】
D…実際に行う
C…1か月後、80Kgを1レップ上げられるか確認する【成長度の確認】
A…成長に不足があれば、週のうちトレーニング回数を増やす or 負荷を上げる【改善】
といったところですかね。
マッチョ社長曰く、「昼の仕事と夜の筋トレが最高のサイクルをもたらす」昼と夜で脳と体を目いっぱい使うと、夜はぐっすり眠って自立神経とホルモンの力を借りて脳内環境を整えつつ筋肉を超回復させる。
無駄のない最高のサイクルだそうです。
みなさんも筋トレがんばりましょう! (え、ちがう?)